収入の多い方は高額療養費制度もあまくないようです

高額療養費制度は所得により、５つに区分されています。

①年収が約1,160万円～の方

②年収約700万円～1,160万円の方

③年収約370万円～770万円の方

④～年収約370万円の方

⑤住民税非課税者

この５段階ですが、それぞれに上限額が定められています。

①は252,600円＋（医療費－842,000円）×1%

②は167,000円＋（医療費－558,000円）×1%

③は80,100円＋（医療費－267,000円）×１％

④57,600円

⑤35,400円

仮に200万円に医療費がかかったとして、カッコ内×1%というのは

①11,580円、②14,420円、③17,330円ですからカッコからあとは

プラスになろうがマイナスになろうが大した違いではありません。

ほぼ前者の数字までは自己負担が強いられるという事になります。

本人だけではなく扶養されている高校生以上の家族のどなたかが入院

・手術などで医療機関にかかったら、という事になり、思わぬ自己負

担の多さにびっくりされる事もなきにしもあらず、です。

（北九州市では、子供医療費支給制度があり、中学生までは親御さん

の所得に関係なく入院については無料となります）